今年の立春は2月4日、春の始まり…とは言ってもまだまだ寒い今日この頃。
桜のお話で春を感じてみてはいかがでしょうか。

皆さんは長野県伊那市の高遠城址公園で見ることができる「天下第一の桜」をご存じでしょうか？長野県を代表するこちらの桜は名古屋からも日帰りで訪れることができるお花見スポットなんです。
今回は「天下第一」といわれる所以やその見どころをご紹介！

• なぜ「天下第一の桜」と言われるの？
• 高遠城址公園の桜の見頃や見どころ
• 【ﾐﾆｺﾗﾑ】素朴な疑問…桜の木に”さくらんぼ”は実るの？

なぜ「天下第一の桜」と言われるの？

高遠城址公園の桜は、ソメイヨシノの弘前公園・山桜の吉野山と並ぶ日本三大桜名所のひとつです。

桜が美しい名所は日本全国に多数ある中、なぜ高遠城址公園の桜は「天下第一の桜」と呼ばれるのでしょうか。
それは、”タカトオコヒガンザクラ”という高遠城址公園にしか群生しない固有の品種が植えられているからです。
日本の野生種エドヒガンザクラとマメザクラの自然交配により生まれた品種と言われています。

また、その数は約1,500本にも及び、城址を埋め尽くすほどです！
一歩城址に入れば、広大な敷地の中に桜が屋根のように重なっており、まさに桃源郷のような絶景を見ることができます。

高遠城址公園の桜の見頃や見どころ

例年の見頃は4月上旬～4月下旬です。寒冷な地域なので見ごろは少し遅めです。
周辺の桜の名所である光前寺や千人塚公園でも同じ時期に見ごろを迎えるので、お花見旅行にもぴったりです。

訪れたらぜひ写真を撮りたいのが、日本アルプスと桜のツーショット。濃い赤みを帯びたピンク色の"タカトオコヒガンザクラ"が雪の残った中央・日本アルプスを背景に美しく”映え”ます。
鯱バスツアーでは、ちょうど見頃の時期に高遠城址公園の桜のツアーをご用意しています。
日本三大桜名所の高遠城址公園に行ってみませんか。

【ﾐﾆｺﾗﾑ】素朴な疑問…桜の木に”さくらんぼ”は実るの？

”さくらんぼ”は、桜の咲く木に実るのか、ふと気になったので調べてみました。
食用になる”さくらんぼ”が実る桜の種類は、セイヨウミザクラ（西洋実桜）といいます。
花はソメイヨシノより遅く咲き、6月～7月頃に”さくらんぼ”を実らせます。
”さくらんぼ”の実るセイヨウミザクラの花は白色のみで、花や実の付け根の枝がぼこぼことしたくびれがあります。このくびれの数で年数を知ることもできるそうです。
”さくらんぼ”の実る桜を探してみるのも楽しそうですね。

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